できるだけいろいろなことを書く

できるだけまじめなことと、くだらないことを書きます。ファシリテーションやグラフィックレコーディングと関係あることかもしれないし、関係ないことかもしれません。(当ブログにはアフィリエイト広告を利用しています)

航空会社のお手紙的コミュニケーションについて

木々の若葉が色鮮やかな頃、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。

かねてより、JAL便に搭乗した際の機内アナウンスに時候の挨拶が含まれていることが気になっておりました。飛行機に乗る機会が減ったため、ぼんやりとした記憶しかありませんが、主に降機の際の「花の盛りも過ぎましたが、まだ肌寒い日が続きます。皆様この先も体調を崩されませぬよう、お気をつけて旅行をお続けくださいませ」といったフォーマットのアナウンスです。 それはとても「お手紙」を連想させて、きっとCAさんの虎の巻は時候のあいさつ例文集を参考に作られているのだなあと利用するたびに思ったものです。お手紙は書き言葉のコミュニケーションですから、機内アナウンスで時候のあいさつを使うのは若干の違和感があります。とはいえサービスがこってり気味のJALですから企業イメージ的にも「あり」なのではないかなと思っておりました。

ところで私は最寄り空港の関係もあり、どちらかというとANA便を利用することが多く、もちろんアプリもスマホにインストールしております。デジタル戦略に力を入れているイメージのANAは、アプリのアップデートも頻繁に行われます。ある時、そのアップデートの説明が、時候のあいさつから始まるようになったのに気づきました。 ANA便もここしばらく乗る機会が減りましたので、今の機内アナウンスがどうなっているかはわかりません。ただ、よりによってアプリストアの説明に時候のあいさつを入れてくるとは思いませんでした。 特別な搭乗時にメッセージカードをくれるなどのサービスはともかくとして、航空会社はお手紙的なコミュニケーションが好きすぎるのではないでしょうか。

ほんとうにそれだけの些細なことではありますが、ANAアプリのアップデートが入るたびに、目を奪われてしまってしかたありません。アプリ利用者の皆様はどのように感じていらっしゃるのでしょうか。 ちなみに、JALアプリの説明はあっさりしたものです。

この連休中に飛行機をご利用になった方も多いかと存じます。ひさびさの混雑でお疲れになった方もいらっしゃるかもしれません。 まだまだ気候が安定しない時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。