この記事はnoteから引っ越してきました。
社会情勢に鑑み在宅勤務が奨励されて約2週間が経つ。
ほとんど電車に乗っているだけとはいえ通勤はばかにならず、運動量が不足している。ふだんは最低1日7,000歩程度歩くが、家に一日引きこもったある日は1,000歩やそこらだった。そもそもがよろしくないので、これはだいぶんよろしくない。
そこで在宅勤務の間、始業前の時間に少し散歩をすることにした。
ふだん使う駅併設のコンビニが目的地だ。複数の中学・高校の最寄り駅にあるこのコンビニでは、毎日食欲旺盛な若者がお昼だおやつだ飲み物だと買いこんでいく。学校も休校になり、それなりに売上も減るだろう。このコンビニがなくなるとたいへん困る。それに休校になって牛乳がだぶついているというので、せめてもと毎日牛乳ドリンクを買いに行くことにしたのだ。
- 牛乳ドリンクの個人的定義
- 1日目:チチヤス ミルクがおいしいミルクココア(伊藤園)
- 2日目:北海道生乳のむヨーグルト つぶつぶみかん(北海道乳業)
- 3日目:リプトン CREAMY抹茶ラテ(森永乳業)
- 4日目:ぜいたく果実 国産はっさく&みかんのむヨーグルト(オハヨー乳業)
- 6日目:ヨーグルッペ もも(南日本酪農協同)
- 7日目:よつ葉 のむヨーグルト プレーン(よつ葉乳業)
- まとめ:毎日コンビニ行ってなくないか
牛乳ドリンクの個人的定義
表示に「乳飲料」と書かれた商品を優先して買うことに決めた。
この省令において「乳飲料」とは、生乳、牛乳若しくは特別牛乳又はこれらを原料として製造した食品を主要原料とした飲料であつて、第2項から第11項まで及び第13項から前項までに掲げるもの以外のものをいう。
「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」を読んでもなんだかよくわからないが、牛乳主体の飲み物なので消費には貢献できるのではないだろうか。同じ理由で「はっ酵乳」もよさそうだ。
ちなみにプレーンな牛乳は昔から好き嫌いで飲まない(給食が地獄だったクラスタ)。最近コーヒーを飲むと胸焼けするのでカフェラテ系も買わない。ずいぶん対象が狭い。
1日目:チチヤス ミルクがおいしいミルクココア(伊藤園)
買ってみたら「ココア飲料」だった。初っぱなから「乳飲料」ではない。
「チチヤス」ブランドなのに伊藤園の製品でややこしい。
「チョコレートドリンク」 については、「チョコレートドリンク」の表示に代えて「ココア飲料」、「チョコレート飲料」 又は「ココアドリンク」と表示することができる。
「ココア飲料」って何かと思ったら「チョコレート利用食品の表示に関する公正競争規約・施行規則」で決まっている表示らしい。この商品はチョコグループということだ。原材料表示のトップが「牛乳」だったからまあよい。
2日目:北海道生乳のむヨーグルト つぶつぶみかん(北海道乳業)
これぞ「酪農をサポート!」感にあふれている。ヨーグルトは柑橘に限る。ジョアならオレンジ。
3日目:リプトン CREAMY抹茶ラテ(森永乳業)
コンビニで抹茶ラテを買うならスターバックス派だったのだが、最近の商品はエスプレッソショットが追加されており誠に嘆かわしい。リプトン様におかれましてはプランBみたいな扱いで申し訳ない。
「乳飲料」表示が輝かしい。
4日目:ぜいたく果実 国産はっさく&みかんのむヨーグルト(オハヨー乳業)
実は目標のコンビニでなく、前日にスーパーで購入している。この日は雨の予報だったので一日引きこもりを決め込んでいた。ストローを差してから写真の撮り忘れに気づいた。
5日目:ぜいたく果実 のむヨーグルトブルーベリー(オハヨー乳業)
こちらはコンビニで購入。同じメーカーの味違いだが、スーパーのカップタイプは「ぜいたく果実 国産はっさく〜」、コンビニの紙パックタイプは「ぜいたく果実 のむヨーグルト〜」と、商品名の要素の並び方が少し違うのにお気づきだろうか。
- ぜいたく果実 国産はっさく&みかん のむヨーグルト
- ぜいたく果実 のむヨーグルトブルーベリー
ものすごくどうでもよいことに気づいてしまった。
6日目:ヨーグルッペ もも(南日本酪農協同)
乳製品乳酸菌飲料(殺菌)。食品表示の奥の深さよ。「宮崎日向夏」フレーバーもあるらしく、ぜひ飲んでみたいもの(ヨーグルトには柑橘)。
7日目:よつ葉 のむヨーグルト プレーン(よつ葉乳業)
生協の個配で購入。まんまとテレビコマーシャルに乗せられている。ドドン。
まとめ:毎日コンビニ行ってなくないか
実は件のコンビニは小規模で、乳飲料の品揃えがそれほど豊富ではなかったのだ。ターミナル駅の同系列点の品揃えには及ばず、正直少々飽きてしまった。私は「牛乳」を飲んでいるのではなく「フレーバー」を飲んでいることが明白になった。
この活動の目的は3つあった。
- 在宅勤務中の運動不足を解消する
- 乳製品の消費拡大に少しでも貢献する
- 学校門前コンビニの休校中の売上に少しでも貢献する
私にとっての優先順位はどうやらこの数字順だった。
コンビニはあまりに近すぎて大して歩数の足しになっていなかったうえに飽き性が災いした。今は少し遠くの店に昼食を買いに行って歩数を稼いだり、いろいろな店でチーズやプリンやヨーグルトを買って乳製品の足しにしたりしている。
コンビニでの直近の買い物は、品薄の箱ティッシュを横目になぜか大量入荷している「鼻セレブ」だ。
何よりも、今週は朝寒い。なんだかお腹も痛いので朝は出歩きたくない(昼の散歩は出かけている)。
要するに二兎どころか三兎を追って一兎をも得ないのは当然で、優先順位をつけてやらないと何一つ達成できないのではないかと考えた。壮大な、2,000文字を超える薄い話である。